レモン雑学

ただ酸っぱいだけじゃない!レモンの健康効果とは?果肉、果皮、種それぞれの栄養成分に迫る

こちらのブログでは、今後、たべれもの製造・販売を行なっているフードアイデアから皆さまに、定期的にレモンに関する知識をシェアする記事を配信していきます。

レモンは他によく見る果物(バナナ、いちご、みかんなど)と違い、そのまま食されるということが殆どないため、レモンを購入されたことがない方、レモンの使い方をご存知ない方も少なくありません。

そんなレモンですが、
実は、料理やお菓子作りの他、ドリンク作りやたべれものようなジャムなど、さまざまな用途で大活躍している果実なのです。
特に、魚の臭み消しや、サラダのドレッシング、レモネード(レモンジュース)を作る上で欠かせないものなのです。

レモンは、飲食料理の風味付けやデザート、さらには健康飲料など、さまざまな形で私たちの生活に彩りを加えています。
しかし、その風味豊かな果肉だけでなく、皮や種にも無視できない栄養価が隠されていることをご存じでしょうか?
今回はレモンの果肉、果皮、種それぞれの栄養について調査してみました。

タイトルに書かれている健康効果とは、ここで紹介している通り、あくまで一般的なものに限定されます。
特定の病気を治癒するなどの意味合いではありませんのでご注意ください。

1. 果肉

レモンの果肉は主に水分であり、カロリーは非常に低いです。
しかし、その中には多数の栄養素が含まれています。
特にビタミンCは非常に高い含有量を誇り、免疫力の向上、美肌効果、抗酸化作用などの健康効果をもたらします。
また、食物繊維も豊富に含まれており、便秘改善や満腹感を得るのに役立ちます。

2. 果皮

レモンの果皮は、果肉以上に栄養価が高いとされています。
ビタミンCは果肉と同様に豊富で、またその他のビタミン、ミネラル、食物繊維も多く含んでいます。
特に注目すべきは、レモノイドという成分で、抗酸化作用や抗がん作用があるとされています。
また、果皮に含まれるクエン酸には、疲労回復や血流改善の効果が期待できます。

3. 種

一般的にレモンの種は食べられませんが、その中には驚くべき栄養成分が存在しています。
レモンの種には、リモネン、ピネン、そしてリナロールといった、抗酸化作用を持つ成分が含まれています。
これらの成分は、免疫系を強化し、癌の予防や肌の健康維持に寄与すると言われています。
ただし、種をそのまま食べることはおすすめできません。
種の栄養素を利用するためには、プレスしたり、水に浸してエキスを抽出するなどの工程が必要となります。

まとめ

レモンの各部位には、予想以上の栄養価が隠されています。
しかし、その栄養を最大限に引き出すためには、適切な利用方法が重要です。
例えば、ビタミンCは熱に弱いため、生のまま食べるか、あるいは加熱する場合でも弱火でゆっくりと調理することが大切です。

また、レモンの果皮を食べる場合は、農薬の問題を考慮に入れることも重要です。
可能ならば、有機栽培のレモンを選ぶか、皮をよく洗ってから使用することをお勧めします。

レモンの種については、そのまま食べることは避け、エキスを抽出するなどして利用するのが良いでしょう。
その際、種を壊さないように注意しましょう。壊すと苦みが出てしまいます。

いかがでしょうか。
レモン一つとっても、その中にはさまざまな栄養素が詰まっています。
今回学んだ知識を生かして、レモンをより有意義に使い、日々の食事をより健康的にしましょう。